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長鎖ポリリン酸と歯周病

歯周病の罹患率は、働き盛りの45〜54歳では、80%を超えているといわれています。これは、健康や医療費の面からも社会的問題となっていて、抗菌・消炎効果がある組織再生促進薬の開発が望まれてきました。そんななか、開発されたのが長鎖ポリリン酸です。



ポリリン酸は、ほとんどすべての生物の細胞内、組織内に存在し、細胞のエネルギー代謝、細胞増殖、細胞分化等の基本生理作用に深く関与していると考えられていました。そして、2003年7月、北海道大学大学院工学研究科助教授(現富士レビオ株式会社先端研究部)柴 肇一博士が、ポリリン酸が線維芽細胞増殖因子(FGF)と結合して安定化し、その作用を増強することを明らかにしたんです。



FGF (線維芽細胞増殖因子)は、細胞の種類に対応して、いくつもある細胞増殖因子のひとつで、細胞と細胞の作るわずかな隙間で指令を伝える生体分子です。増殖因子としては、他には、上皮細胞に作用する増殖因子としてはEGF、神経細胞に作用するNGFなどが存在します。FGF (線維芽細胞増殖因子)もその一つで、「線維芽細胞(Fibroblast)」に作用します。線維芽細胞は皮膚などの組織にあって、活性化されるとコラーゲンを盛んに生産し細胞の外側を埋めていく性質があります。これを利用して、傷ついた皮膚患部にFGFを投与する治療法が試みられてもいて、それに長鎖ポリリン酸を加えるとより効果的であるとの報告もあります。



長鎖ポリリン酸は、本来不安定な細胞増殖因子であるFGFと結合し、FGF自体を安定化するとともにFGFがより安定する多量体となるよう、そのレセプター(受容体)に結合するのを助けます。従って長鎖ポリリン酸が介在することでFGFからの細胞増殖促進のシグナルが強められ、細胞増殖が促進されます。この原理により、歯周組織の修復、再生を促進させます。



長鎖ポリリン酸は、歯周病菌に対し、強い増殖抑制効果を持っている事が明らかになっていて、その制菌効果により歯周組織の炎症や歯周病の進行を食い止める働きを期待されてもいます。



このことから、長鎖ポリリン酸は歯周病菌の増殖を抑制しつつ組織修復を促進し、なおかつ、骨再生促進効果も持ち合わせている生体に無害な成分であることで高く評価されていて、そのため軽度から重度の歯周病患者にとって健康な歯を取り戻す事が可能になる事が見込まれるアンチエイジングにとっては大いに期待されている成分です。
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